伊藤記念財団の創立者・伊藤傳三氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!
伊藤記念財団の創立者である伊藤傳三氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!
伊藤傳三氏とは?
伊藤記念財団の創立者の伊藤傳三氏は、1908年11月19日に三重県で生まれました。
伊藤氏は20歳の時、大阪に伊藤食品工業を設立しました。以前海産物問屋に丁稚奉公をしていた経験もあり、海産物加工の販売からスタートしましたが、世界恐慌の影響で会社は倒産しています。その2年後、ハム・ソーセージの食肉加工業を開始しましたが、またも工場は閉鎖され、2度目の挫折を味わいました。
その後、食品衛生の知識を徹底して学び、並行してハム・ソーセージの温度管理や塩漬けの技術を学びます。
1934年にセロファンウインナー(現・ポールウインナー)を開発し、人気を博しました。
1946年に伊藤食品工業を神戸市に設立。1961年には伊藤ハム栄養食品(現・伊藤ハム)に改称しています。
マトンの大衆化を実現し、ニュージーランド国政府からONZ(民間最高名誉勲)を受賞するなど様々な功績を残し、伊藤ハムの礎を築きました。
伊藤傳三氏の経歴・実績
・1928年 創業者である伊藤傳三の個人経営として、大阪で食品工業を創業
・1934年 セロファンウインナー(現・ポールウインナー)を開発
・1946年 兵庫県神戸市で伊藤食品工業を設立
・1961年 伊藤ハム栄養食品(現・伊藤ハム株式会社)に改称
・1981年6月 死去
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%82%B3%E4%B8%89
伊藤ハム株式会社ってどんな会社?
社名 :伊藤ハム株式会社
所在地:〒663-8586 兵庫県西宮市高畑町4-27
創業者:伊藤傳三
伊藤ハム株式会社は、伊藤傳三によって創業された、ハム・ソーセージを中心とする食品加工メーカーです。同業他社の日本ハム、プリマハム、丸大食品とともに、食肉加工業界の大手4社の一角。
コーポレートスローガンは「あふれる笑顔」、創業精神は「事業を通じて社会に奉仕する」のもと、人々の健康にとって重要な動物性たんぱく質である食肉や食肉加工食品をメインに家庭に届け、食生活の向上に貢献してきたといいます。
まとめ
伊藤傳三氏は、起業しては倒産するという挫折を2度味わいましたが、食肉加工や食品衛生について徹底して学び、伊藤ハムを創業。セロファンウインナー(現・ポールウインナー)を開発し、食肉加工業界の大手企業にまで成長させました。外国の名誉勲章を受章するなど、食肉加工の大衆化に果たした役割は非常に大きいものだと言えるでしょう。