化学及血清療法研究所の太田原豊一賞とは?受賞基準や受賞者のまとめ情報
一般財団法人 化学及血清療法研究所の太田原豊一賞についてまとめてみました。
化学及血清療法研究所とは?

財団名:一般財団法人 化学及血清療法研究所
所在地:〒860-0803 熊本市中央区新市街8-7 TERRACE87 2C
設立 :1945年12月26日
設立者:太田原豊一
理事長:馬場秀夫
熊本医科大学教授太田原豊一博士の首唱により、戦前の熊本医科大学に設けられた、ワクチン・抗血清・診断抗原の製造および供与を目的とする実験医学研究所を母体に設立された一般財団法人です。
太田原豊一賞とは?

太田原豊一賞は、感染症や血液の分野をメインに優れた成果を上げた研究者を対象に授与、顕彰することで「広く公衆衛生の進歩を図り、兼ねて自然科学の昂揚に資する」という同財団のミッションを果たす事業の一つとして取り組んでいるようです。受賞者にはトロフィー並びに副賞1,000万円が贈られます。
感染症および血液の分野を研究対象とし、顕著な成果のあった研究者で、これからも同分野の研究の進展に貢献が期待される研究者が対象だそうです。
受賞者一覧
https://www.kaketsuken.org/kenshou.html
| 年次 | 受賞者名 | 研究テーマ |
| 2024年度 | 小川 誠司 | 骨髄異形成症候群および関連疾患の病態解明と臨床応用 |
| 朝長 啓造 | ボルナウイルス感染症の包括的理解に関する研究 | |
| 2023年度 | 岡田 随象 | 遺伝統計学による新型コロナウイルス感染症の病態解明 |
| 川口 寧 | ヘルペスウイルス感染の分子基盤に関する研究 | |
| 2022年度 | 荒瀬 尚 | 宿主-病原体相互作用を標的にした感染症の病態解明 |
| 五十嵐 和彦 | BACH 転写因子-代謝ネットワークによる造血細胞分化応答の制御 | |
| 2021年度 | 赤池 孝章 | 超硫黄分子の発見と感染防御・免疫・代謝制御に関する研究 |
| 木下 タロウ | 発作性夜間ヘモグロビン尿症の分子病態解明 | |
| 2020年度 | 松岡 雅雄 | ヒト T 細胞白血病ウイルス1型による病原性発現機構の解明 |
| 山﨑 晶 | 結核菌脂質を認識する受容体クラスターの発見と宿主免疫賦活機構の解明 | |
| 2019年度 | 赤司 浩一 | ヒト造血幹細胞・白血病幹細胞研究とその解析システムの構築 |
| 前田 健 | 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスの我が国における初分離および人と動物にお ける感染・発症に関する研究 |




