武田科学振興財団の創立者・武田長兵衛氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!

創業者を知ろう!

武田科学振興財団の創立者である武田長兵衛氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!

武田長兵衛氏とは?

武田科学振興財団の創立者である六代目武田長兵衛氏は、1905年4月29日に生まれました。
五代目武田長兵衛氏の長男で、幼名は鋭太郎です。

1943年に武田長兵衛商店を武田薬品工業に社名変更すると同時に社長に就任。六代目長兵衛を襲名しました。
経営の多角化や近代化を推し進め、1954年に発売したビタミンB1主役製剤の「アリナミン」などがヒットし、武田薬品工業を業界のトップへと押し上げました。
1974年、社長を退任する際に従弟の小西新兵衛を次期社長に指名。創業してから初めて武田家以外の人物に社長職を譲り、武田長兵衛氏は会長に就任しました。

武田長兵衛氏の経歴・実績

・1943年 武田長兵衛商店を改称した武田薬品工業の発足
・1943年 武田薬品工業社長に就任
・1954年 アリナミンを発売
・1963年 公益財団法人 武田科学振興財団設立
・1974年 武田薬品工業会長に就任

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E7%94%B0%E9%95%B7%E5%85%B5%E8%A1%9B

武田薬品工業株式会社ってどんな会社?

社名 :武田薬品工業株式会社
所在地:東京都中央区日本橋本町二丁目1番1号
創業者:武田長兵衛

武田薬品工業は創業230年を超える歴史ある製薬メーカーです。売上高は1位で、2019年時点での世界の医薬品企業の売上高順位は9位とのこと。
常に患者中心に考え、イノベーション創出に立脚したグローバル製薬企業として、世界の人々により健やかで輝かしい未来を届けることを目指しているといいます。
連結売上高の約90%を医療用医薬品が占めており、消化性潰瘍治療薬、制癌剤などを主力製品としています。馴染みのある製品としては、栄養ドリンクの「アリナミン」、総合感冒薬の「ベンザ」、漢方胃腸薬の「タケダ漢方胃腸薬」などがあります

まとめ

代々武田長兵衛を襲名してきた武田家ですが、武田科学振興財団を設立した六代目武田長兵衛氏は、在任中多角化経営などを推進し、現在もヒットし続けているアリナミンを発売。武田薬品工業を業界トップに押し上げた人物ということがわかりました。