公益財団法人 福武財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 福武財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

福武財団とは?

財団名:公益財団法人 福武財団
所在地:〒761-3110 香川県香川郡直島町2249-7
設立 :2004年2月27日
設立者:福武總一郎

福武財団は、「在るものを活かし、無いものを創る」を信条に、人々がより良く生きる地域を作ること、高齢者の笑顔が素晴らしい地域を作ることを目標に活動しているそう。
理念は、『「Benesse(=よく生きる)」 文化、芸術によって、活力にあふれた、個性豊かな地域社会の発展に貢献します。』です。
美術館事業のほか、助成事業、共催事業を行っています。

設立者・現在の代表は?

福武財団の創立者は、福武總一郎氏です。
福武總一郎は、日本の実業家であり、慈善活動家。ベネッセホールディングスの名誉顧問でもあります。
財団の理事長も福武氏が務めています。

主な活動内容

福武財団では、「Benesse(=よく生きる)」のグループ共通理念のもと、香川で美術館事業、助成事業、共催事業を通して、公益性の高い活動を行っているとのこと。

①美術館事業
アート活動による地域の活性化を行っているそう。地中美術館、李禹煥美術館、豊島美術館などたくさんの美術館を保有または運営受託しています。現代美術を接点として、世界各国の人たちが瀬戸内海に足を運び、滞在することで自然・環境の荘厳さを体感し、互いの文化や歴史についてディスカッションできる場を創るといいます。また、島の休耕田の再生など、継続的に地元住民とコミュニケーションを取りながら、地域全体を活性化しているそう。

②助成事業
文化と芸術による地域振興の助成とその普及を行っています。バイタリティ溢れるユニークな地域社会を叶えるため、地方公共団体などと密な連携を取り、地域住民をメインとした創造的かつ文化的な表現活動を通したまちづくりなどの活動に対して助成を行っているそう。
また、瀬戸内記における地域活動、学術研究に対する助成及び自主事業も行っているようです。

③共催事業
文化、芸術を振興する国内外の交流事業とのこと。芸術祭やシンポジウムの開催などを行っているそう。
地域活性化に繋がるプログラム提供をはじめ、文化、芸術に関連する国際的なシンポジウムなどを通して、活動実績者、地元自治体などの人々と情報交換の機会を提供しているそう。また、ベネッセアートサイト直島の活動を国内外に向けて発信しているようです。

最近の活動実績

◇2021年10月1日
2022年度「アートによる地域振興助成」の応募受付開始

◇2021年9月1日
2022年度「瀬戸内海地域振興助成」の応募受付開始

◇2021年4月12日
オンラインイベント「瀬戸内国際芸術祭の目指すもの ~アートによる地域再生とSDGs~」開催

◇2020年10月1日
2021年度「アートによる地域振興助成」の申請受付

◇2020年6月24日
【オンラインフォーラム】今、瀬戸内から宇沢弘文~自然・アートから考える社会的共通資本~開催

まとめ

公益財団法人 福武財団は、美術館を保有・運営受託するとともに文化・芸術・学術研究などを助成することで香川の地域振興に貢献していることがわかりました。国際的なシンポジウムなどの開催も行っているようです。