公益財団法人 東日本鉄道文化財団とは?活動内容・代表者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 東日本鉄道文化財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の代表者、活動内容や実績についてまとめました!

公益財団法人 東日本鉄道文化財団とは?

財団名:公益財団法人 東日本鉄道文化財団
所在地:〒151-0053 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号
設立 :1992年3月17日
理事長:小暮和之
会長 :冨田哲郎

公益財団法人東日本鉄道文化財団は、国鉄が民営化されて誕生したJR東日本によって設立された財団になります。
国鉄が民営化されたのは1987年ですが、その5年後に鉄道の再生や活性化を目指す目的で東日本鉄道文化財団が誕生したのです。
設立当初はまだ公益財団法人ではありませんでしたが、2010年に現在のような公益財団法人となりました。
主な活動は鉄道に関することですが、他にもいろいろな業務に取り組んでいるということです。

現在の代表は?

現在、会長は冨田哲郎氏、理事長は小暮和之氏が務めています。

主な活動内容

東日本鉄道文化財団の活動は、やはり鉄道に関連している内容が多くなっています。
例えば埼玉県さいたま市にある鉄道博物館ですが、鉄道の日には特別なイベント開催したこともありますし、映像による展示なども行われています。
東京都青梅市にある青梅鉄道公園では、小さな子供でも楽しめるような遊戯施設の設置などが行われているのです。
他にも鉄道関連の施設などで、いろいろな活動をしてきています。
鉄道関連以外の活動も行われているのですが、主な内容としては
・クラシックコンサート
・地方文化事業支援
・国際交流事業
・出版物の刊行や資料の公開
などが活動内容です。
クラシックコンサートは上野駅や仙台駅などで行われており、上野駅では上野の森コンサート、仙台駅では森の都コンサートが開催されていたようです。
国際交流事業では、鉄道に関する業務の研修や、日本の交通事情などを海外に伝えるなどの活動が行われています。

2011年に東日本大震災があり、東北地方を中心に大きな被害が出ました。
東北地方はJR東日本が鉄道事業を運営しているエリアとなっていることから、東日本鉄道文化財団も東北地方の事業支援に力を入れているのです。
主な活動は修復事業になり、黒森神社の本殿修復事業や鳥潟会館庭園の補修事業などが行われています。
補修事業以外にも、人材を育成する事業にも力を入れており、本荘ごてんまりという秋田県由利本荘市の伝統民芸品を作る人の育成などにも取り組んでいるのだそうです。

最近の活動実績

◇2021年12月5日
東日本鉄道文化財団「駅コンサート」を開催

◇2021年3月
JR East フェローシップ研修

◇2021年3月
JR East フォローアップコース

◇2021年3月
英文交通評論誌(JRTR ― Japan Railway & Transport Review)を発行

まとめ

国鉄の民営化によって誕生したJR東日本によって誕生したのが、東日本鉄道文化財団になります。
2010年には公益財団法人となり、翌年に発生した東日本大震災の支援事業、鉄道関連のイベント開催や展示などを行っています。
コンサートや出版物の配布などの作業にも積極的に取り組んでいるようです。