一般財団法人 パロマ環境技術開発財団とは?活動内容・代表者のまとめ情報

財団の紹介

一般財団法人 パロマ環境技術開発財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の代表者、活動内容や実績についてまとめました!

パロマ環境技術開発財団とは?

財団名 :一般財団法人 パロマ環境技術開発財団
所在地 :〒467-8585名古屋市瑞穂区桃園町6番23号
設立  :2010年2月22日
代表理事:光藤公一

パロマと言えばガス製品の製造販売を行っている会社として有名です。
そんなパロマが2010年2月22日に立ち上げたのが、一般財団法人 パロマ環境技術開発財団になります。
パロマは大手企業なので、いくつかのグループ企業もありますし、いろいろな活動も行っています。
活動の中で得た利益を社会に還元する目的で、パロマ環境技術開発財団が設立されました。
ガスはとても便利で生活にはなくてはならない物ですが、使用方法を誤ると危険な物でもあります。
そのため、安全に使用してもらうための周知活動や、ガスに関する研究の支援などを行っているということです。

現在の代表は?

パロマ環境技術開発財団の現在の代表は、光藤公一氏です。
光藤公一氏はパロマの取締役、技術開発部長を務めています。

主な活動内容

パロマ環境技術開発財団の活動は、大きく分けると2つあります。
1つ目は研究助成金支給事業です。
主にガス燃焼に関する研究を行っている人に対しての助成で、より安全にガスを使用するための研究がメインだと言えるでしょう。
ガスは一歩間違えると危険なので、より安全に使用できるように、センサーを取り付けたり逆火防止装置を取り付けたりしている物が一般的です。
他にも水素混合燃料を用いた研究などを行っている人もいるので、このような人たちを支援するために助成金の支給を行っています。

2つ目は協賛金寄付事業です。
主にガスを安全に使用してもらうための啓発活動や周知活動などの支援になります。
より安全にガスを使うための呼びかけ方法はたくさんありますが、インターネット上での呼びかけだけではなく、セミナーも行われているようです。啓発活動や周知活動を通して、ガスによる事故を減らすために呼びかけやセミナーを行っている人を支援しているのです。

パロマ環境技術開発財団は、ガスの製造販売を行っているパロマとともに、環境保全に関する取り組みも行っています。温室効果ガスの排出量を減らし、さらに使用する燃料も減らして、安全で効率的に使用できるガス関連商品の製造を行っているのです。しかし、そう簡単にできることではないので、十分な研究も必要になります。そのための支援をパロマ環境技術開発財団が行っているのです。

最近の活動実績

◇2021年10月
令和3年度研究助成公募を開始

◇2020年
本質的安全設計方策に基づく水素濃度低減装置の開発 ― 微小火炎と逆火防止装置によるコンパクト機器の作製 ― 200万円助成

◇2019年
キャビティー増幅吸収分光法を用いた煤の発生兆候の検知・管理装置の開発 100万円助成

◇2018年
低温プラズマを用いた都市ガス燃焼器用点火装置の開発 100万円助成

◇2017年10月
平成29年度研究助成公募を開始

まとめ

一般財団法人 パロマ環境技術開発財団は、研究開発を行っている人への助成金事業と、安全にガスを使用するための啓発周知活動を行っている人への支援をしている財団です。
パロマでより安全で、環境にも優しいガス関連製品が作れるように、研究者などを支援しています。研究助成公募は毎年行われているようです。