公益財団法人 ポーラ美術振興財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 ポーラ美術振興財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

ポーラ美術振興財団とは?

財団名:公益財団法人 ポーラ美術振興財団
所在地:〒141-8523 東京都品川区西五反田2-2-3
設立 :1996年5月22日
設立者:鈴木常司
理事長:鈴木郷史

ポーラ美術振興財団は、「美と文化に貢献すること」を目的として、ポーラ・オルビスグループ各社の協力のもと、当時のグループオーナー・鈴木常司が私財を投じて設立しました。
若手芸術家などを対象とした助成事業と美術館事業を手掛けており、日本の文化の向上・発展に貢献しているようです。

設立者・現在の代表は?

ポーラ美術振興財団の創立者は、鈴木常司です。
鈴木常司は、日本の実業家であり、ポーラ化粧品の元会長です。美術品の収集家であり、ポーラ美術館やポーラ ミュージアム アネックスなどを開館しています。

現在のポーラ美術振興財団の代表は、鈴木郷史です。
鈴木常司の甥で、2023年1月よりポーラ・オルビスホールディングスの代表取締役会長を務めています。

主な活動内容

ポーラ美術振興財団では、美術分野のすそ野を広げ、よりたくさんの人に美術に親しんでもらうために、美術に関する助成事業を行っているそう。また、鈴木常司やポーラ・オルビスグループが集めた美術作品を展示・公開する美術館を運営しています。

①助成事業
芸術分野で活動している人々から、研究活動テーマを広く一般から募集し、同財団が助成することで優れた人材を育成し、日本の芸術分野の専門性を高めていこうとするものだそうです。
具体的には、若手芸術家の在外研修助成、美術館職員の調査研究助成、美術に関する国際交流助成を行っているといいます。

②ポーラ美術館
2002年9月、箱根の仙石原に開館したポーラ美術館の運営、収蔵品の調査・研究・展示を行っています。
総数およそ1万点におよぶコレクションは、鈴木常司が40年余をかけて収集した美術作品とのこと。モネをはじめ、ルノワール、ピカソ、セザンヌ、シャガールのほか、日本画、東洋陶磁、ガラス工芸、化粧道具など幅広いコレクションを所蔵しているそう。その中から作品を常設展示するとともに、様々な視点で企画した展覧会を開催。一般の来館者をはじめ、学生を対象とした講演会やギャラリートークなどの教育普及活動を実施しており、小・中学生の入館を無料とすることで、美術により親しむ機会を提供しているようです。

最近の活動実績

◇2023年7月
令和6年度(第29回)助成の公募について更新

◇2023年3月22日
令和5年度助成対象者が決定

◇2022年8月
令和5年度(第28回)助成の公募について更新

まとめ

公益財団法人 ポーラ美術振興財団では、日本の文化の向上・発展に寄与するため、美術に関する助成及び美術館の運営を行っていました。美術分野のすそ野を広げ、より多くの人に親しんでもらうために工夫を凝らしながら活動しているようです。