公益財団法人 サントリー文化財団とは?活動内容・代表者のまとめ情報
公益財団法人 サントリー文化財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の代表者、活動内容や実績についてまとめました!
サントリー文化財団とは?
財団名:公益財団法人 サントリー文化財団
所在地:〒530-8204 大阪市北区堂島2-1-5 サントリーアネックス9階
設立 :1979年2月1日
理事長:鳥井信吾
サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して設立された財団で、日本並びに世界の学術・文化の発展に貢献することを目的としているそう。
学芸文化振興事業、地域文化振興事業を行っているようです。
現在の代表は?
サントリー文化財団の出捐者はサントリー株式会社(現・サントリーホールディングス株式会社)です。
また、現在のサントリー文化財団の代表は、鳥井信吾です。
鳥井信吾は1983年にサントリーに入社し、2010年にサントリー文化財団の理事長となりました。2014年にサントリーホールディングス株式会社副会長に就任しています。
主な活動内容
サントリー文化財団では、学芸文化振興事業と地域文化振興事業を行い、新たな時代の要請に応じた研究活動の推進、および世界に向けての成果を発信するため、活動のさらなる充実を図っていくそうです。
①学芸文化振興事業
・研究助成
社会科学、人文学のフィールドで、学術的・社会的に広がりのある冒険心あふれる研究に対して助成しているそうです。
・調査研究
時代に則したテーマのもと、財団が調査研究を行い、世界に対して有意義な知見の発信を目指しているとのことです。
・サントリー学芸賞
芸術・文学、政治・経済、思想・歴史、社会・風俗の4つの分野において優れた著作を発表した個性あふれる新進の研究者および評論家に対し、「サントリー学芸賞」を毎年贈呈しているといいます。
・海外出版助成
海外での日本理解を促すことを目的に、日本に関連するハイクオリティな著作の外国語出版に対して助成しているようです。
②地域文化振興事業
・サントリー地域文化賞
日本各地の文学、芸術、伝統の保存・継承、衣食住での文化創出、グローバル交流、環境美化といった文化活動のうち、地域文化の向上に大きく寄与した個人・団体に対して、「サントリー地域文化賞」を毎年贈呈しているとのこと。
・地域文化活動支援
地域文化活動を行う人々のサポートを目的に、Webサイトを通した国内外への情報発信、相互交流、啓発の場を提供しているようです。
最近の活動実績
◇2025年10月1日
WEBアステイオンに「この街には『ハングリー精神』がある…バイオリニスト・廣津留すみれがNYで見つけた『ジャンルを超える』可能性とは?」(廣津留すみれ氏)を掲載
◇2025年9月24日
WEBアステイオンに「住民投票は『平和の処方箋』か『新たな火種』か…『もっとも民主主義的』な意思決定手段の魅力と限界」(藤川健太郎氏)を掲載
◇2025年9月11日
第47回サントリー地域文化賞が決定
◇2025年9月10日
WEBアステイオンに「20世紀前半、アメリカの軍事訓練は『将来に役立つ』と宣伝された…軍事と教育の関係に見る『戦争の意味』とは?」(服部雅子氏)を掲載
◇2025年8月28日
映像「山崎正和とサントリー文化財団」を公開
まとめ
サントリー文化財団は、国内外の学術や文化の発展に貢献することを目的に、研究助成や財団自ら研究調査を行っていることがわかりました。現在も学芸文化および地域文化振興のため、積極的に活動しているようです。