公益財団法人 鉄道弘済会とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 鉄道弘済会とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

鉄道弘済会とは?

財団名:公益財団法人 鉄道弘済会
所在地:東京都文京区小石川1-1-1文京ガーデン ゲートタワー19F
設立 : 1932年
会長 :森本雄司
設立者:江木翼

鉄道弘済会は障がい者や児童・青少年に係わる福祉支援など、社会福祉をメインに行っている団体です。
最初は国有鉄道で働いていた人の中で、不慮の事故で殉職した人の家族などを助けるために設立されました。

設立者・現在の代表は?

鉄道弘済会は、鉄道大臣や内務大臣によって認可を受けることで誕生した団体です。
設立にあたっていろいろな条件の取り決めが行われ、財団法人とすることや設立者である鉄道大臣江木翼の名前で鉄道会計から寄付することなどが決定しました。
現在の会長は森本雄司という人が就任しています。

主な活動内容

鉄道弘済会の主な活動は、社会福祉施設の運営や福祉研究、障がい者や高齢者、児童・青少年に対しての支援とのこと。
公益事業ではなく収益事業も行っており、収益事業で得た資金を利用した自立型の運営を行っているのが特徴です。

①福祉サービスの提供
鉄道弘済会が最も力を入れている分野で、利用者の側に立った運営を行っているそう。
障がい者が安心して暮らせる環境づくり、義肢装具の装着訓練、顕彰事業、奨学金事業なども実施。福祉に関する研究なども積極的に行われており、福祉関連に従事する人材育成にも注力しているようです。

②自立型の運営
公益財団法人の多くは、企業や個人などから支援を受けて活動を行っていますが、鉄道弘済会では自立型の運営を行うために、不動産賃貸や開発などの業務を行っています。
もちろん寄付も受け付けていますが、自分たちで資金を得ることも重要という考えを持っているようです。

最近の活動実績

◇2022年10月1日
【義肢装具サポートセンター】オンライン施設公開を開催

◇2022年8月17日
「THE FIRST STEP 義足走行プライベートレッスン」開催

◇2022年7月2日
「第58回社会福祉セミナー」開催

◇2022年4月18日
「社会福祉研究」最新号(第143号)を発行

◇2022年3月8日
2022年度奨学生募集開始

まとめ

戦前の1932年に誕生し、2022年時点で90年の歴史を持っている鉄道弘済会。最初は国鉄の職員が殉職した際に、その家族を支援するために創設されましたが、現在では障がい者や高齢者、幼児や児童が安心して生活できるような福祉活動を中心に行っているようです。また、福祉関連に従事する人材の育成にも力を入れていることがわかりました。