一般財団法人 日本児童教育振興財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報
一般財団法人 日本児童教育振興財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!
日本児童教育振興財団とは?
財団名:一般財団法人 日本児童教育振興財団
所在地:〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-5-4 OGAビル 8F
設立 :1967年2月
代表理事 :相賀昌宏
日本児童教育振興財団は、小学館の本社総合社屋の新築完成を機に設立されました。小学館の創業者である故賀武夫の「日本文化の基礎は小学教育にある。小学校児童の教育こそ最も重要である。」の信念のもとスタートした社業とともに遺志が引き継がれてきました。
学校教育振興事業をはじめ、家庭・社会教育、青少年文化、特別支援教育の進行など幅広い事業を行っています。
設立者・現在の代表は?
日本児童教育振興財団の創立者であり現代表理事は、相賀昌宏です。
相賀昌宏は、日本の出版実業家であり、小学館の第3代社長を務めています。
また、一ツ橋綜合財団理事長も務めています。
相賀昌宏は1951年3月、東京都に生まれました。
成蹊大学法学部卒業後、中央大学大学院文学研究科を修了しています。
祖父は小学館創業者の相賀武夫です。
主な活動内容
日本児童教育振興財団では、日本の未来を担う、子どもたちの健やかな成長を願い、各種の教育文化活動を行っています。
①学校教育振興
②幼児教育振興
③家庭・社会教育振興
④青少年文化振興
⑤特別支援教育振興
⑥学校性教育振興
財団は常に教育観の新しい動向を見据えて事業を展開しており、助成を行う方針とのこと。設立以来、時代動向に即応しながら事業活動を行ってきました。
学校教育振興では、DVD教育ビデオライブラリーでは、優れた需要、実践、活動を記録し、授業研究などの活用に供するDVDビデオの制作を行っているそう。
また、特別支援教育振興では「テルミ」という視覚障害をもつ子どもたちに向けた、「手で見る学習絵本」を編集・制作しています。
そのほか、環境教育研究への助成、学校教育の実践研究への助成、被災地支援事業への助成、学校教育資料の開発等、幼稚園・保育所教育の実践研究への助成、家庭教育教材の開発等、難病児教育へ助成など、実に多種多様な助成・振興に取り組んでいるようです。
最近の活動実績
◇2021年4月1日
テルミ6・7月号(232号)を編集中
◇「テルミ」公式ホームページを開設
◇2021年度版「入学の心得 もうすぐ一年生」発行
◇「教育ビデオライブラリー」最新作『木村泰子×西郷孝彦との対話から考える 今求められる「新しい学校のカタチ」』作成
まとめ
日本児童教育振興財団は、日本の将来を担う子どもたちに対して様々な助成・支援を行っている財団です。出版社の強みを活かし、教育に関する振興を積極的にしていることがわかりました。
小学館の創業者である相賀武夫の遺志を代々受け継ぎ、大切にしているようです。