公益財団法人 似鳥国際奨学財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 似鳥国際奨学財団とは一体どんな財団なのでしょうか?
財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

公益財団法人 似鳥国際奨学財団とは

財団名:公益財団法人 似鳥国際奨学財団
所在地:〒115-0043 東京都北区神谷3丁目6-20
設立 :2005年3月15日
理事長:似鳥昭雄

似鳥国際奨学財団は、世界各国からの留学生などに対する奨学金援助事業と居住施設の提供を行っています。奨学金を受ける留学生に助言や生活指導などを行い、世界各国の友好親善、人材の育成に貢献しています。

設立者・現代表は?

似鳥国際奨学財団の設立者は、似鳥昭雄です。
株式会社ニトリの創業者であり、持株会社の株式会社ニトリホールディングスの代表取締役会長。現在も似鳥国際奨学財団の理事長を務めています。

似鳥昭雄は1944年樺太生まれで、終戦後札幌市で育ちます。北海学園大学経済学部を卒業したのち、広告会社に務め、1967年に似鳥家具店を創業しました。
2005年、私財を投じて留学生のための奨学基金を設けます。2017年にニトリ社長職を退き、ニトリとニトリホールディングスの会長となりました。
2005年に藍綬褒章を受章しています。

主な活動内容

似鳥国際奨学財団は、世界各国の志操堅実・学力優秀でありながら、経済的理由により学ぶことが困難な学生に対して奨学援助や住宅補助などを行っているようです。
世界各国友好親善及び、人材育成に寄与することを目的とし、下記のような事業を行っています。

①世界各国の学生に対する奨学金の支給
②奨学金の支給を受ける世界各国の学生に対する生活指導及び助言
③本財団留学生等の居住施設の設置運営及び住宅補助費の支給
④その他この法人の目的を達成するために必要な事業

奨学金には、給付型の外国人対象奨学金、給付型の日本人対象奨学金があります。日本人対象奨学金は、中学生、高校生、大学生と幅広く支援しているようです。

外国人対象奨学金は、日本の大学もしくは大学院に在籍・在籍予定の外国人私費留学生を対象とした返済不要の奨学金です。奨学金受給中は毎月のレポート提出、財団の行事に参加するなどが義務付けられているようです。
日本人対象奨学金は、日本の大学に在籍している日本人を対象としています。こちらも返済は不要の奨学金です。外国人対象奨学金と同様、毎月のレポート提出と、財団行事の参加が義務付けられています。

また、2014年度より海外現地奨学金として海外現地大学生の支援活動もスタート。台湾、ベトナム、アメリカ、中国など対象大学の優秀な学生に寄付を実施しています。

最近の活動実績

◇2019年11月8日
2020年(下期)の奨学生募集を開始

◇2019年7月31日
2020年度(上期)の奨学生募集を開始

◇2019年3月31日
2019年度入団式 兼 2018年度卒団式

◇2018年9月15日
秋交流会

◇2018年6月2日
第1回 中国現地奨学金授与式 兼 交流会

似鳥昭雄氏 について

似鳥昭雄氏の詳細はこちらのページをご覧ください。

まとめ

似鳥国際奨学財団は、日本のみならず世界各国の学生に対して、返済不要の奨学金を給付し、奨学金援助を行っている財団です。奨学金を給付している留学生には、居住施設の提供や生活指導も行っていることがわかりました。
国際的に学生の支援を行うことで、世界各国の友好親善、そして人材育成に貢献している財団と言えるでしょう。