公益財団法人セコム科学技術振興財団とは？活動内容・設立者のまとめ情報

2022年6月30日財団の紹介

公益財団法人セコム科学技術振興財団とは一体どんな財団なのでしょうか？財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました！

セコム科学技術振興財団とは？

財団名：公益財団法人セコム科学技術振興財団
所在地：東京都渋谷区神宮前1-5-1
設立： 1979年3月
設立者：佐々木信行
設立者：飯田亮

セコム科学技術振興財団は、セコム株式会社の有価証券や拠出資金によって設立された団体です。
セコムと言えば警備保障など、安全を守るための企業として知られています。安全を守るためには科学技術の進歩は欠かせないため、いろいろな人の支援を受けて財団が設立されたとのこと。

セコム科学技術振興財団は、最高顧問が財団のトップとなっていますが、飯田亮という人が務めていました。
飯田亮はセコム株式会社の創設者であり、当時の社長でもあります。
現在は代表理事理事長にセコム株式会社で以前専務を務めていた佐々木信行が就任しています。

セコム科学技術振興財団の活動内容は、科学技術に関する研究を行っている人、情報交流を行っている人などを支援することです。

①一般研究助成
国民が健康で安全な生活が送れるようにするための科学技術の研究に対して助成を行っています。
研究の結果が実用化される可能性が高い場合や、今後に結び付く可能性が高いことが重要です。

②挑戦的研究助成
若手研究者の育成を目的としている助成で、最大で3年間受けることができます。
39歳以下であること、国内の大学に所属していることなどが条件として定められており、書類や面接によって助成を行うか判断しているようです。

③学術学会及び科学技術振興事業助成
日本国内の会社や任意団体が主催し、開催される研究会や学会などに行う助成です。
人材育成のための啓発、集会、海外留学に関しても助成の対象となっているそう。

安全安心をコンセプトとした研究に対しての助成を行っているセコム科学技術振興財団ですが、近年は医療関連の研究を行っている人や団体への支援が多くなっています。
また、化学や電気などに関する研究者にも助成も行い、科学技術の発展に寄与しているようです。