公益財団法人 市村清新技術財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報
公益財団法人 市村清新技術財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!
市村清新技術財団とは?
財団名:公益財団法人 市村清新技術財団
所在地:〒143-0021 東京都大田区北馬込1-26-10
設立 :1968年12月
会長 :中村高
設立者:市村清
市村清新技術財団は、科学技術の研究開発助成をはじめ、優れた科学技術の顕彰及び国際交流の促進、科学技術に関する創造性の育成、植物の生育に関連する研究助成などを行っています。科学技術の振興を図ることで、日本の経済社会の発展と国民の暮らし向上に貢献するといいます。
設立者・現在の代表は?
市村清新技術財団の創立者は、市村清です。
市村清は、日本の実業家であり、リコーをメインとするリコー三愛グループの創立者です。
現在の市村清新技術財団の代表は、中村高。株式会社リコーの副社長を務めていました。
主な活動内容
市村清新技術財団では、中小企業から大学・公的研究機関の研究者、小中学生まで幅広く助成を行っているそう。
科学技術の研究開発助成をはじめ、新技術顕彰、少年少女創造性育成、植物研究助成などが中心のようです。また、市村賞という創設者の名を冠した科学技術分野の賞もあります。
①新技術開発助成
中小企業を対象に、独創的な新技術の実用化の開発に助成を行っているそうです。
②地球環境研究助成
大学や公的研究機関の研究者を対象に、地球温暖化対策に関わる研究開発の助成を行っています。
③植物研究助成
大学及び公的研究機関の研究者に対して、植物の生態研究や、それにまつわる計測技術の開発・研究、緑の回復や植物の多様性保全・再生、省資源に関する研究に助成を行っているようです。
④市村賞
市村産業賞、市村学術賞、市村地球環境産業賞、市村地球環境学術賞があり、それぞれのフィールドにおいて進展に多大な貢献・功績のあった技術開発者などを表彰しているとのこと。
⑤少年少女創造性育成
市村アイディア賞として、小中学生を対象に、自分で考えたアイディアで特に優れているものに対して表彰を行っているようです。
最近の活動実績
◇2022年12月1日
「第32回(令和5年度)植物研究助成」の申請受付(終了)
◇2022年11月21日
「第55回(令和4年度)市村賞 市村産業賞」の申請受付(終了)
◇2022年11月21日
「第55回(令和4年度)市村賞 市村地球環境産業賞」の申請受付(終了)
まとめ
公益財団法人 市村清新技術財団は設立から50年以上にわたり、科学技術の発展や植物研究、新技術の開発や、小中学生の創造性育成に貢献する活動を行っていることがわかりました。
また、各分野で優れた功績をあげた人には、市村賞という財団創設者の名を冠した賞の表彰を継続して行っているようです。