福武財団の創立者・福武總一郎氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!
福武財団の創立者である福武總一郎氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!
福武總一郎氏とは?
福武財団の創立者の福武總一郎氏は、1945年12月14日岡山県に生まれました。同事業団の理事長も務めています。
福武書店(現在のベネッセホールディングス)創業者・福武哲彦の長男です。早稲田大学理工学部を卒業後、日製産業、日本生産性本部を経て、1973年に福武書店に入社しました。
その後父が急死したため、東京から岡山の本社へと戻ります。はじめは環境の変化に戸惑ったようですが、故郷岡山の自然や歴史は福武氏に大きな影響を与えました。
2004年、個人資産を寄贈して直島福武美術館財団(現・福武財団)を設立。さらに地中美術館、李禹煥美術館などを開館します。
福武家は、財団の基本財産となるベネッセホールディングスの株式や、現金・作品・資産など250億円以上の寄付をしているそう。
そのほかにも、個人で東京大学に16億5千万円を寄付しています。
福武總一郎氏の経歴・実績
・1974年 株式会社福武書店 東京支社長
・1986年 父の急死により株式会社福武書店代表取締役社長に就任
・1995年 社名を株式会社ベネッセコーポレーションに改称
・2003年 株式会社ベネッセコーポレーション代表取締役会長に就任
・2004年 地中美術館を開館
・2009年 株式会社ベネッセホールディングス取締役会長に就任
・2010年 直島に李禹煥美術館、豊島に豊島美術館を開館
・2012年 4つの福武関連財団を再編成し、公益財団法人福武財団及び公益財団法人福武教育文化振興財団の理事長に就任
・2014年 最高顧問に就任
・2016年 名誉顧問に就任
受賞歴
・1991年「財界」経営者賞
・1995年 毎日経済人賞
・1996年 日経ベンチャーオブザイヤー大賞受賞
・2000年 岩切章太郎賞
・2003年 岡山県文化賞
・2004年 直島名誉町民称号
・2006年 香川県文化功労者
・2008年 芸術選奨文部科学大臣賞受賞
・2010年 日本建築学会文化賞
・2010年 第2回観光庁長官表彰
・2012年 モンブラン国際文化賞受賞
・2013年 地域文化功労者文部科学大臣賞受賞
引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E6%AD%A6%E7%B8%BD%E4%B8%80%E9%83%8E
株式会社ベネッセホールディングスってどんな会社?
社名:株式会社ベネッセホールディングス
所在地:〒700-8686 岡山市北区南方3-7-17
株式会社ベネッセホールディングスは、通信教育や出版などの事業を行っている会社です。ベネッセと略称され、テレビCMでもよく見かけます。
bene(よく)+esse(生きる)でBenesse=「よく生きる」をスローガンに掲げ、1995年に社名として制定されました。「一人ひとりが主体的に人生を切り開いていくことを「教育・語学・生活・福祉」の分野でお手伝いする会社になろう、という決意」を表現したものと説明されています。
出版事業では、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」「いぬのいきもち」「ねこのきもち」など多様なジャンルを展開。
通信教育事業では、「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」などを展開しています。
福武總一郎氏の資産・年収は?
福武總一郎氏の総資産額は、フォーブスのランキングによると2020年の時点で1230億円。
日本長者番付で35位にランクインしています。
まとめ
福武總一郎氏は、父が創業した福武書店を現在のベネッセホールディングスにまで大きく成長させた人物です。自身の資産を寄付して、地元岡山の歴史や文化を振興する福武財団を設立しました。そのほかの功績が認められ、数々の賞を受賞しています。