小林財団の創立者・小林一雅氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!
公益財団法人 小林財団の創立者の一人である小林一雅氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!
小林一雅氏とは?
小林財団の創立者である小林一雅氏は1939年9月19日に兵庫県で生まれました。
小林製薬社長の小林三郎の長男として生まれ育ち、甲南大学経済学部卒業後、小林製薬に入社しました。
アメリカに視察に行ったのをきっかけに、1965年にコロンビア大学に留学。
そこで、小林製薬のヒット商品である「アンメルツ」や「ブルーレット」「サワデー」のヒントとなった商品に出会い、研究のために持ち帰ったのだとか。
その後1966年に取締役、常務取締役を経て1976年に小林製薬4代目社長に就任します。一雅氏は医薬品卸業であった同社をメーカーへと形態変化を推進しました。「メーカーとしての小林製薬の初代社長」になったと言っていいでしょう。
2004年に弟の小林豊氏が社長となり、一雅氏は会長となりました。
2002年に公益財団法人 小林財団を弟の豊氏と共に設立します。アジア諸国からの外国人私費留学生が、金銭的に留学生活上多くの苦難を強いられていることを憂い、アジア諸国との交流・人材育成への強力に乗り出しました。留学生が学業に専念でき、いつか母国発展の一翼が担えることを願い、援助の手を差し伸べることにしたそうです。
小林一雅氏の経歴・実績
・甲南大学経済学部卒業
・1962年 小林製薬に入社
・1965年 コロンビア大学に留学
・1966年 小林製薬取締役に就任
・1970年 小林製薬常務取締役に就任
・1976年 小林製薬社長に就任
・2002年 財団法人小林国際奨学財団設立(現・公益財団法人 小林財団)設立
・2004年 小林製薬会長に就任
参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E4%B8%80%E9%9B%85
小林製薬株式会社ってどんな会社?
社名 :小林製薬株式会社
所在地:大阪市中央区道修町4丁目4番10号
創業者:小林忠兵衛
「“あったらいいな”をカタチにする」をコーポレートスローガンに、家庭用品事業と通信販売事業を展開。医薬品をはじめ医薬部外品、芳香剤、衛生雑貨などの企画・製造・販売を行っています。
肩こりや筋肉痛の時に塗る「アンメルツ」、トイレに置く「ブルーレット」や「サワデー」、「トイレその後に」、「消臭元」、シミにアプローチする「ケシミン」などの製品を開発しており、テレビCMの効果も相まって、ヒット商品となっています。ユニークで独創的な商品を世に生み出している会社と言えるでしょう。
小林一雅氏の資産・年収は?
小林一雅氏の2020年の年収は3億200万円だそうです。
まとめ
生活に密着したヒット商品を生み出している小林製薬の商品は、小林一雅氏のアメリカ視察と留学がきっかけだったようです。その後も次々とユニークな製品を開発し、誰もが一度は使ったことがある身近なメーカーとして発展を続けています。医薬品の卸売業からメーカーへと転換を成功させた人物ということがわかりました。