旭硝子財団の理事長・島村琢哉氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!

理事長を知ろう!

旭硝子財団の理事長である島村琢哉氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!

島村琢哉氏とは?

旭硝子財団の理事長を務める島村琢哉氏は、1956年12月25日に岡山県に生まれ、神奈川県で育ちました。
慶應義塾大学経済学部を卒業し、1980年に旭硝子(現・AGC)に入社しています。
2003年にはアサヒマスケミカル株式会社の社長に就任。2006年には旭硝子の化学品カンパニー企画・管理室長を務めました。
翌年、ハーバード・ビジネス・スクールAMPを修了しています。
その後旭硝子の電子部材事業本部長や執行役員CEO、社長などを経て、取締役兼会長を務めています。

旭硝子に入社してから30年以上、化学品の営業に携わってきたそう。同事業の海外子会社の社長や、部門長などを経験し、社長になるまでの2年間は電子部品の責任者を務めていました。
社長就任後は、前年の大幅な減益に対して「内向的な社内の雰囲気を変える」ことに取り組み、収益改善に繋がったそうです。人材育成にも注力していた人物で、年間100回を超える社内ミーティングを世界各国の社員と行っていたとのことです。

島村琢哉氏の経歴・実績

・1980年 慶應義塾大学経済学部卒業
・1980年 旭硝子(現・AGC)株式会社に入社
・2003年 アサヒマスケミカル株式会社社長に就任
・2006年 旭硝子株式会社化学品カンパニー企画・管理室長に就任
・2007年 ハーバード・ビジネス・スクールAMP修了
・2009年 旭硝子株式会社執行役員化学品カンパニー企画・管理室長に就任
・2010年 旭硝子株式会社執行役員化学品カンパニープレジデントに就任
・2013年 旭硝子株式会社常務執行役員 電子カンパニー プレジデント→同社 常務執行役員電子カンパニープレジデント兼同カンパニーエレクトロニクス(現・電子部材)事業本部長に就任
・2014年 旭硝子株式会社常務執行役員電子カンパニープレジデントに就任
・2015年 旭硝子株式会社社長執行役員CEO兼グループ改善活動担当→同社代表取締役兼社長執行役員CEO兼グループ改善活動を担当
・2016年 旭硝子株式会社代表取締役兼社長執行役員CEOに就任
・2021年 AGC株式会社代表取締役兼会長→AGC株式会社取締役兼会長(現任)
・2022年 株式会社荏原製作所独立社外取締役、JFEホールディングス株式会社 社外監査役(非常勤)

参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E6%9D%91%E7%90%A2%E5%93%89

AGC株式会社ってどんな会社?

社名 :AGC株式会社
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目5番1号(新丸の内ビルディング)
会長 :島村琢哉

AGC株式会社は、1907年に創立した世界最大クラスのガラスメーカーです。
旧商号は旭硝子株式会社で、2018年にこれまで略称・ブランド名として使用してきたAGCを正式社名へと変更したそうです。
主力製品は、建築用ガラス、フッ素化学製品とのこと。ほかにも、自動車向けなどのガラス、電子部材や化学関連素材を製造・販売しています。

島村琢哉氏の資産・年収は?

島村琢哉氏の2022年12月期の役員報酬は、1億7,900万円だそうです。
資産については、調査しましたが公開されていないようです。

まとめ

旭硝子財団の理事長を務める島村琢哉氏は、現在AGC株式会社の会長を務めています。社長就任時は会社の減益に対して社内の雰囲気改革から取り掛かり、見事に収益改善を達成しました。また、人材育成に力を注いでいた人物です。
旭硝子財団でも産業、経済、社会の進歩・向上を担う人材を育成し、社会に貢献していくことでしょう。