公益財団法人 木下記念事業団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 木下記念事業団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

公益財団法人 木下記念事業団とは?

財団名:公益財団法人 木下記念事業団
所在地:神戸市中央区元町通6丁目2番14号 神戸学生会館
設立 : 1975年10月
設立者:木下政雄

木下記念事業団は、次世代を担う学生を対象に修学サポートをしている団体です。
修学援助事業として、奨学資金の給付事業、学生寮設置運営事業、学術研究活動助成事業を行っています。

設立者・現在の代表は?

木下記念事業団の創立者及び初代理事長は、木下政雄です。
木下政雄は、日本の実業家であり、マルイト株式会社の代表取締役社長をはじめ、アコム株式会社を設立し代表取締役会長などを務めていました。

現在は木下勝弘が理事長を務めています。

主な活動内容

同事業団は、次世代を担う学生に対する修学サポートを目的に設立された公益財団法人です。
創立してから同事業団は、学生に対する修学援助事業を推し進め、奨学資金の給付事業、学生寮設置運営事業、学術研究活動助成事業の3つの事業を行ってきました。
奨学資金の支給人数は延べ約6,500人、寮生も延べ約2,100人とのこと。

①奨学資金の給付事業
事業団の奨学生は、正規の履修期間が終了するまで奨学資金を給付するというもの。学部生、大学院前期課程の院生、後期課程の院生に対して給付しており、年間の給付額は異なっています。
奨学金については返還の義務はありません。

②学生寮設置運営事業
事業団の奨学生は、正規の履修期間が終了するまで事業団の学生寮を無償で貸与しているそう。光熱費や水道代は自己負担です。
学生寮は阪神間に5か所あり、奨学会館は2013年4月以降、有償で運営しているとのこと。

③学術研究活動助成事業
45歳未満の若手研究者が実施する研究または事業を対象とし、助成を行っています。助成額は原則1件500万円以下とのことです。

最近の活動実績

◇2020年
4月採用の奨学生:73人

◇2020年
4月採用の寮生:44人
8月採用の寮生:1人

◇2020年
2020年度事業1期分として、3月末までに35件の学術研究活動助成を採用

◇2019年
2019年度事業として29件の学術研究活動助成を採用

◇2018年
2018年度事業として6件の学術研究活動助成を採用

まとめ

公益財団法人 木下記念事業団は、創業以来、時代を担う学生の修学援助を行ってきました。経済的に修学に困難があると認められる学生を対象に、返済義務のない奨学金給付のほか、学生寮の無償貸与、若年層の研究者への援助を実施しているようです。