公益財団法人 小林財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報
公益財団法人 小林財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!
小林財団とは?
財団名:公益財団法人 小林財団
所在地:〒541-0045 大阪市中央区道修町4丁目4番10号
設立 :2002年3月27日
理事長:小林一雅
設立者:小林一雅、小林豊
小林財団は、「アジア諸国の若者たちが平和で豊かな明日の地球を担う原動力となるように」をスローガンに設立された財団で、アジア諸国からの留学生や国内で活躍する研究者をサポートしています。
留学生を対象とした奨学援助をはじめ、研究助成、小林賞といった顕彰事業などを行っています。
設立者・現在の代表は?
小林財団の創立者は、小林一雅と小林豊です。
小林一雅は、日本の実業家であり、小林製薬株式会社の代表取締役会長です。同財団の現理事長でもあります。
小林豊は、設立当時は小林製薬の副社長を務めていましたが、2004年に社長となりました。
小林一雅と小林豊が、5億円と小林製薬の株式200万株を寄付し、小林製薬が3000万円を寄付して設立しました。
主な活動内容
小林財団は、アジア諸国から来日し勉学に励んだものの、経済的理由で学業を続けることが難しい留学生に対して奨学援助を行い、アジア諸国と日本との国際友好親善と人材育成の貢献を目的として設立されました。
また、公益に資する支援事業の拡充を目指し、2012年度より「研究助成事業」、2019年度より「顕彰事業(小林賞)」を創設しています。
①奨学金
一般奨学金と特別研究奨励金があり、どちらもアジア諸国から来日している私費留学生を対象としています。(特別研究奨励金は薬学関連分野を専攻している学生が対象)
②研究助成
医学、薬学、生命科学、食品化学に関連する諸分野の研究に献身する国内の研究者を対象に、助成を行っているようです。
薬学関連分野における学術の進展、国際交流の発展に貢献することを目的としているようです。
③小林賞
医学をはじめ薬学、農学などの生命科学に関連する諸分野で、発想力豊かな研究を実施し、著しい成果を挙げ、さらにその後も当該研究分野の発展が期待される国内の研究者を対象としているそう。
1賞につき、賞状、賞牌、副賞として3,000万円が贈られます。
最近の活動実績
◇2019年9月12日~13日
第18期 研修旅行
◇2019年6月7日
第18期 奨学金贈呈式・交流会
◇2019年3月1日
第17期 終了式
まとめ
公益財団法人 小林財団では、アジア諸国から来日した私費留学生に対して奨学援助を実施し、国際友好親善・人材の育成に貢献しています。また薬学関連分野の研究者に援助や顕彰を行うことで、学術進展に貢献することを目的としている財団でした。
より良い国際コミュニケーションを生み出し、優秀な人材の輩出、生命科学の発展に貢献しているのではないでしょうか。