一般財団法人 上月財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

2024年9月27日財団の紹介

一般財団法人 上月財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

上月財団とは?

財団名:一般財団法人 上月財団
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山1-2-7
設立 : 1982年6月
設立者:上月景正

1982年に上月教育財団が設立され、この団体を母体として誕生したのが上月財団です。
「日本の将来は教育にあり」という信念をもとに設立されました。そして2022年に、設立40周年を迎えたようです。
スポーツ・教育・文化の振興・発展に貢献することを目的に活動している財団です。

設立者・現在の代表は?

上月財団を設立したのは上月景正という人物で、現代表でもあります。
また、コナミの創業者で、コナミグループ株式会社の代表取締役会長を務めています。

関西大学経済学部を卒業した上月景正は、1969年、大阪府にコナミを創業します。
1982年に個人資産を拠出して、上月財団の前身である上月教育財団を設立。そのほか、上月情報教育財団、上月スポーツ財団を立ち上げます。
2005年、3つの団体を統合し、2013年に公益法人制度改革に伴って現在の「一般財団法人 上月財団」へと移行しました。
財団の設立当時は教育ゼミの助成や修学助成などをメインに行っていましたが、漫画家やクリエイターに対する支援や、スポーツに対する支援なども行うようになりました。

2006年に藍綬褒章、2011年に旭日中綬章、2013年にヴィクトリア女王記念褒章を受章しています。
また、2022年にミシシッピ州ゲーミング殿堂入りするなど、数々の受賞歴があります。

主な活動内容

上月財団が行っている活動は、学業に対しての助成だけでなく、スポーツやクリエイターの育成など幅広く行っています。

「上月景正」に関するプレスリリース一覧

①スポーツ選手支援事業
現在力を入れて取り組んでいるのがスポーツ選手支援事業のようです。
支援した選手がオリンピックに出場するなどの実績も残しています。

②クリエイター育成事業
2004年度からは、デジタルアーティストやイラストレーター、さらに漫画家といった職業を目指す人への本格的な支援も開始しています。
年齢は15歳から25歳ぐらいまでで、選考委員によって選ばれた人が支援の対象となります。

③教育・文化・社会支援事業
以前は教育・文化振興助成事業という名称で助成を行っていましたが、現在では教育・文化・社会支援事業に変更されています。
主に学生を対象としたイベントの開催を助成、後援などを行っています。

2020年4月には、上月財団の公式Youtubeチャンネルを開設しています。
Youtubeでは同財団がサポートしている選手の紹介動画をはじめ、上月スポーツ賞などの授賞式の様子、受賞者メッセージが公開されています。

また、2021年1月に公式Xを開始しました。積極的な情報発信が行われているようです。
上月財団公式X

最近の活動実績

◇2024年9月10日
2024年度「上月スポーツ選手支援事業」認定式・「上月スポーツ賞」表彰式を開催

◇2024年9月5日~9月8日
「第100回日本学生選手権水泳競技大会 競泳競技」を後援

◇2024年7月13日~8月26日
「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン®~ようこそ昆虫の惑星へ~」を後援

◇2024年7月30日
第21回「クリエイター育成事業」二次選考会を開催

◇2024年6月27日~6月30日
「第108回日本陸上競技選手権大会」に協力

◇2024年6月25日
第23回「スポーツ選手支援事業」の支援対象者を決定

上月景正氏 について

上月景正氏の詳細はこちらのページをご覧ください。

まとめ

上月財団は幅広い教育の支援や助成に力を入れていますが、近年ではスポーツやクリエイターの育成に力を入れています。特にスポーツでは、世界大会などの大きな舞台で好成績を残した人に対して、上月スポーツ大賞などの表彰も行っています。
スポーツ、教育、文化の振興・発展に寄与し、より良い社会をつくるなど、社会貢献している財団なのではないでしょうか。