公益財団法人 住友財団とは?活動内容・代表者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 住友財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の代表者、活動内容や実績についてまとめました!

住友財団とは?

財団名:公益財団法人 住友財団
所在地:〒105-0012 東京都港区芝大門 1丁目12番16号 住友芝大門ビル2号館3階
設立 :1991年9月25日
理事長:住友吉左衞門

住友財団は、住友グループの礎を築いた別子銅山開坑300年記念事業の1つとして、同グループ20社の基金拠出を受けて設立された財団です。
基礎科学、環境、芸術・文化、国際交流などの領域に助成を行っています。

現在の代表は?

現在の住友財団の代表者は、住友吉左衞門です。
住友吉左衞門は住友財閥の創業家・住友家が3代目から代々襲名している名で、現在は住友芳夫が17代目当主を務めています。

主な活動内容

住友財団では、「基礎科学、環境、芸術・文化、国際交流等様々な分野において、人類社会の直面する諸問題の解決・改善を目的とする研究及び事業に対し、国際的な視野をもって、時代の要請に適った助成を行い、もって人類の豊かな社会建設に資すること」を目的に設立され、研究・事業に対し助成を行っているそう。

①研究助成
・基礎科学研究助成
十分な資金が行き渡っていない重要な基礎科学研究、特に新たなアイデアが期待される若手研究者の試みをサポートしているようです。

・環境研究助成
人類が抱える環境問題や課題の解決に向け、人文科学・自然科学・社会科学など多様な視点からの研究をサポートするそう。

・アジア諸国における日本関連研究助成
東アジア・東南アジア地域を中心に、現地の研究者が行う日本に関する研究に対してサポートしているといいます。

②事業助成
・文化財維持・修復事業助成
文化財保護を支えるため、国内にある美術工芸品の維持および修復事業に対して助成を行っているそう。

・海外の文化財維持・修復事業助成
海外の文化財(美術工芸品や遺跡)の維持・修復、ならびにその実施に必要な事前調査に対して助成を行い、人類共有の文化的財産を後世へ伝えることを目指しているそうです。

・修復文化財展示事業助成
文化財活用を支援するため、文化財の維持・修復が終わった文化財の国内での展示事業に対してサポートしているようです。

最近の活動実績

◇2025年10月31日
財団ニュース第25号を掲載

◇2025年10月17日
2025年度の基礎科学研究助成及び環境研究助成の採択者が決定

◇2025年10月14日
2026年度の環境研究助成「課題研究テーマ」が決定

◇2025年10月10日
レポート “アジアにおける日本研究-住友財団「アジア諸国における日本関連研究助成」の申請・採択情報に見る特徴とその歴史的変遷" を作成

◇2025年10月4日
住友コンフェレンス2025:アジアの日本研究(3)「アジアの中の日本・再訪」を開催

まとめ

公益財団法人 住友財団は、研究助成と事業助成を両輪に、基礎科学や環境、文化、芸術、国際交流など幅広い分野への支援を行っていることがわかりました。豊かな社会の実現に向けて、日々活発に活動しているようです。