公益財団法人 吉野石膏美術振興財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報
公益財団法人 吉野石膏美術振興財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!
吉野石膏美術振興財団とは?
財団名:公益財団法人 吉野石膏美術振興財団
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-3-1新東京ビル6階
設立 :2008 年2月14日
理事長:須藤永作
創立者:須藤永一郎
吉野石膏美術振興財団は、芸術文化、特に美術分野についての活動のサポートを目的に設立された団体です。
「若手美術家育成のための助成」、「美術に関連する国際交流の助成」、「収集美術品の調査研究および展覧会への出展」などを行っており、日本の芸術文化の向上発展に貢献しているとのことです。
設立者・現在の代表は?
吉野石膏美術振興財団の創立者は、須藤永一郎です。
須藤永一郎は、日本の実業家であり、吉野石膏株式会社の初代社長です。
現在、吉野石膏美術振興財団の理事長を務めているのは、須藤永作です。
須藤永作は2014年に吉野石膏の代表取締役社長に就任しています。
主な活動内容
吉野石膏美術振興財団では、国内の芸術文化(特に美術分野)の向上発展のため、若手美術家を育てるための助成や出展、資料収集、調査研究などを行っているようです。
①助成事業
・若手美術家の在外研修に対する助成
将来を期待されている若手美術家が、海外の優秀な指導者の下で研修を実施するための助成を行っているようです。
・若手日本画家に対する展覧会助成
日本画のフィールドで活躍する若手芸術家に対して、日本で開催する個展を助成しているとのこと。
・美術に関する国際交流の助成
国内の美術家が国外で行う個展・共同展、また日本で行われる美術に関連する国際会議などの活動を助成。他国との文化コミュニケーションの活性化に貢献しているそうです。
②吉野石膏コレクション
近現代フランス絵画と明治期以降の日本画・洋画をメインとしたコレクションを所蔵しているようです。
③アートライブラリー
近代ヨーロッパ絵画に関連する資料をメインとしたライブラリーで、美術図書およそ4,000冊を基盤に資料収集を行っているそうです。
④調査研究
同財団はハイクオリティな美術作品をたくさん所蔵しているそう。所蔵美術品に関する調査研究をしているといいます。
最近の活動実績
◇2023年9月4日
令和5年度助成事業の受付を開始
◇2023年4月17日
「本と絵画の800年 吉野石膏所蔵の貴重書と絵画コレクション」展を開催
◇2022年10月25日
吉野石膏美術振興財団在外研修助成採択者成果発表展を開催
◇2022年4月6日
調査研究報告書発行
◇2021年11月19日
「美しい本」展を開催
まとめ
吉野石膏美術振興財団は国内の芸術文化の向上・発展に寄与するために設立された財団で、コンスタントに展覧会を開催するなど、活発に活動していることがわかりました。若手芸術家への助成のみならず、収集した美術品に関する研究なども行い、美術分野の発展に貢献している財団と言えるでしょう。