飯島藤十郎記念食品科学振興財団の創立者・飯島藤十郎氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!

創業者を知ろう!

飯島藤十郎記念食品科学振興財団の創立者である飯島藤十郎氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!

飯島藤十郎氏とは?

飯島藤十郎氏は、1910年11月7日東京府北多摩郡三鷹村で生まれました。
日本の実業家であり、山崎製パン株式会社の創業者です。

16歳で父が亡くなったことから、旧制中学を中退して新宿中村屋で働き始めました。
1931年に中村屋を辞め、今の東京学芸大学にあたる東京府豊島師範学校二部に入学しました。
卒業後は東京市内の小学校教員、東京府立高空港学校体操教師などを務め、1941年に陸軍に召集されています。
1948年、山崎製パン所を開業しました。最初にコッペパン、次いでロシアパン、菓子パン、和菓子、洋菓子の製造を始めています。全国に進出する傍ら度々海外視察を行い、日本の製パン業界が遅れていることを実感し、業界の近代化に努めました。

飯島藤十郎氏の経歴・実績

・1931年 東京府豊島師範学校二部(現・東京学芸大学)に入学
・東京市内の小学校教員
・東京府立航空工業学校体操教師
・1941年 陸軍少尉に任官
・1948年3月 山崎製パン所を開業
・1948年6月 山崎製パン株式会社を設立
・1984年 山崎製パン株式会社との共同で財団法人食品科学振興財団(現・益財団法人飯島藤十郎記念食品科学振興財団)を設立
・1989年 79歳で死去

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%B3%B6%E8%97%A4%E5%8D%81%E9%83%8E

山崎製パン株式会社ってどんな会社?

社名 :山崎製パン株式会社
所在地:〒101-8585 東京都千代田区岩本町三丁目10番1号

山崎製パンは日本の製パン企業で、業界で国内最大とのこと。世界では、グルーポ・ビンボに次いで第2位の規模だそうです。
パンの国内シェアはおよそ40%で、「おいしさと品質で毎日を応援します。」という企業スローガンを掲げています。
パンのみならず、和・洋菓子、米飯、レトルト食品、デザート、クッキー、米菓など多岐にわたる製品を製造・販売しています。また、デイリーヤマザキなどコンビニエンスストアも運営しています。
1981年より、販売促進活動の一環で、対象商品の点数シールを集めるとお皿などの景品を交換できる「ヤマザキ春のパンまつり」を開催しています。

まとめ

飯島藤十郎氏は、山崎製パン株式会社の創業者です。製パン事業を始める前に教員や陸軍に従事していました。国内の製パン業界が海外に後れをとっていることを感じ、業界の近代化に尽力。のちに山崎製パンは業界で日本最大規模になるだけでなく、世界第2位の規模にまで成長しました。