飯塚毅育英会の創立者・飯塚毅氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!
公益財団法人 飯塚毅育英会の創立者である飯塚毅氏はどんな人物なのか?プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!
飯塚毅氏とは?
飯塚毅育英会の創立者の飯塚毅氏は、1918年7月8日に栃木県で生まれました。
1943年に東北帝国大学法文学部法科(現・東北大学法学部)を繰り上げ卒業。大日本帝国陸軍主計少尉を経て、九州で終戦を迎えました。
1943年に計理士登録、1946年に飯塚毅会計事務所を創業しています。1952年に税理士に登録しました。
1966年、公認会計士に登録し、同年「職業会計人の職域防衛と運命打開」を目的に栃木県計算センター(現・TKC)を創設し、代表取締役社長に就任しています。
1971年に会計人集団TKC全国会を結成。1980年の税理士法改正では、その第1条に「独立性」の文言を入れることに力を尽くしました。
英語・ドイツ語に堪能な比較税法研究家であり、日独比較税法の研究「正規の簿記の諸原則」で日本会計研究学会太田賞を受賞しています。
1988年には中央大学法学博士号を取得。2001年には鹿沼市名誉市民となりました。
2004年、租税正義に捧げた86年の生涯を閉じました。
飯塚毅氏の経歴・実績
・1943年 東北帝国大学法文学部法科(現・東北大学法学部)繰り上げ卒業
・1946年 計理士に登録
・1952年 税理士に登録
・1966年 公認会計士に登録
・1966年 TKC設立、同社代表取締役社長に就任
・1961年 TKC全国会創設、同初代会長に就任
・1983年 TKC代表取締役会長に就任
・1988年 中央大学法学博士号取得
・1996年 TKCを東京証券取引所市場第1部へ上場
・1997年 TKC全国会名誉会長に就任
・2001年 鹿沼市名誉市民
・2002年 TKC最高顧問に就任
・2004年 肺炎により死去
<受賞歴>
・1963年 紺綬褒章受章
・1984年 日本会計研究学会太田賞受賞
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%AF%E5%A1%9A%E6%AF%85
株式会社TKCってどんな会社?
社名 :株式会社TKC
所在地:〒162-8585 東京都新宿区揚場町2-1 軽子坂MNビル 5階
創業者:飯塚毅
株式会社TKCは、飯塚毅氏によって創業された、会計事務所、税理士事務所や地方公共団体などに対して情報サービスを提供している会社です。
設立当時の正式名称は栃木県計算センターで、1972年に「栃木」のT、「計算」のK、「Center」のCを取ってテイケイシイに商号変更しており、1986年にアルファベットのTKCになりました。
2023年末時点で、TKCシステム利用による法人税の申告処理社数は年間63万社を超えており、国内の法人申告社数およそ312万社のうち2割超が、同社システムを通して税務申告を行っているようです。
まとめ
飯塚毅氏は、TKCの創業者であり、公認会計士、税理士でした。TKCを設立し、会計事務所と地方公共団体向けの情報サービスを展開。日本の会計・税務分野および情報サービス産業の発展に大きく貢献した人物と言えるでしょう。また、日本会計研究学会太田賞受賞や鹿沼市名誉市民の称号など、多くの功績を残しています。