稲盛財団の代表・稲盛和夫氏はどんな人物?プロフィール・経歴を知ろう!

創業者を知ろう!

公益財団法人 稲盛財団の代表をつとめている稲盛和夫氏はどんな人物なのか?
プロフィールや経歴のほか、実績などについて調査しました!

稲盛和夫氏とは

稲盛和夫氏は、1932年1月21日鹿児島県鹿児島市生まれの実業家です。
京セラ株式会社・第二電電(現KDDI)の創業者。
また、京都賞や研究助成、社会啓発を目的とした公益財団法人稲盛財団の創立者であり、理事長を務めています。「人のため、世のために役立つことをなすことが、人間として最高の行為である」という理念に基づき、私財を投じて設立したそうです。
2010年に日本航空の経営再建を要請され、2年でV字回復を果たすなど「経営の神様」とも称されており、現在は日本航空の名誉顧問でもあります。
数々の著書を世に送り出し、2015年8月に世界累計発行部数が1000万部を突破しました。

稲盛和夫氏の経歴・実績

・1955年 鹿児島県立大学工学部を卒業し、松風工業へ入社
・1959年 京都セラミツク(現京セラ)を設立
・1983年 若手経営者の勉強会「盛友塾(現盛和塾)」を開塾
・1984年 財団法人稲盛財団を設立し理事長に就任
・1984年 第二電電(現KDDI)を設立
・1986年 京セラの会長に就任
・2010年 日本航空会長に無報酬で就任、赤字続きだった日本航空を3年足らずで再上場させる
・2016年 郷里の鹿児島県と鹿児島市にそれぞれ10億円を寄付

<受賞歴>
・第2回孔子文化賞(世界孔子協会)
・2015年11月 県民栄誉表彰(鹿児島県)
・2015年11月 鹿児島市民栄誉賞
・2018年12月 紺綬褒章飾版、賞杯
・2019年11月 名誉大英勲章KBE

参考・引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A8%B2%E7%9B%9B%E5%92%8C%E5%A4%AB

稲盛和夫氏が関わった会社

社名 :京セラ株式会社
所在地:京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
創業者:稲盛和夫(名誉会長)

稲盛和夫氏が創業した京セラ株式会社は、電子機器、通信機器、情報機器、セラミック、太陽電池、医療用製品などの関連メーカーです。
キャッチコピーは「The New Value Frontier」。
スマートフォンや携帯電話などのコミュニケーション事業では、日本よりも北米を中心とする海外市場で積極的に販売しており、アメリカで最もシェアのある日本メーカーのようです。
また、京セラはKDDIの筆頭株主でもあります。
地域貢献活動の一つとして、株式会社京都パープルサンガの設立に協力し、プロサッカークラブの京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)をサポートしているそうです。

稲盛和夫氏の資産・年収は?

稲盛和夫氏の総資産額は、2017年時点で840億円といわれています。
フォーブスによる日本長者番付で49位となりました。
年収については、調査しましたが公開されていないようです。

まとめ

稲盛和夫氏は、京セラ株式会社の創業者であり、現在は名誉会長を務めています。若手経営者のための「盛和塾」を開塾したり、赤字続きの企業を立て直すなど、経営の神様と称されるほどの人物です。
順調に経営を行う中、人のため、世のためという信念のもと、稲盛財団を設立し、国際賞である「京都賞」の顕彰と、国内若手研究者の助成事業を行っています。未来を担う若手の育成などに貢献している人物と言えるでしょう。