公益財団法人 飯島藤十郎記念食品科学振興財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

財団の紹介

公益財団法人 飯島藤十郎記念食品科学振興財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

飯島藤十郎記念食品科学振興財団とは?

財団名:公益財団法人 飯島藤十郎記念食品科学振興財団
所在地:〒272-0034 千葉県市川市市川1-9-2 サンプラザ35ビル6F
設立 :1984年7月31日
設立者:飯島藤十郎
理事長:飯島幹雄

飯島藤十郎記念食品科学振興財団は、「食品科学等に関する研究等の推進を通じて、食生活・食文化の向上、健康の増進及び食品産業の発展に寄与する」を目的として設立された団体です。
学術研究助成事業をはじめ、学術研究国際交流援助事業、外国人留学生研究助成事業、飯島藤十郎賞授賞事業、特定課題研究等助成事業、研究成果の公表・普及を行っているようです。

設立者・現在の代表は?

飯島藤十郎記念食品科学振興財団の創立者は、飯島藤十郎です。
飯島藤十郎は、日本の実業家であり、山崎製パン株式会社の創業者です。

同財団の現在の理事長は、飯島幹雄です。
飯島幹雄は山崎製パンの取締役副社長、株式会社東ハトの代表取締役社長を務めています。

主な活動内容

飯島藤十郎記念食品科学振興財団は、日本の食品科学研究に取り組む研究者への助成を通して、研究の増進と食品科学の発展を図り、豊かで安定した食生活の確保や食文化の向上に尽力しているようです。
2022年度までに助成などの総件数は2,800件を超え、総助成金額は51億9,600万円に達しているといいます。

①学術研究助成事業
米麦その他の主要食糧などを原料とする食品の生産及び加工・流通、食品科学に関連する研究などを実施する研究者・研究グループを対象に研究助成をしているそう。

②学術研究国際交流援助事業
米麦などを原料とする食品の生産・加工・流通、食品科学に関連する研究の国際交流の促進のための援助を実施しているようです。

③外国人留学生研究助成事業
在日外国人留学生の研究環境を改善し、研究内容の向上、充実を通じて、食生活の向上、健康の増進・食品産業の発展に貢献するそう。

④飯島藤十郎賞授賞事業
食品科学、特に米麦などを原料とする食品の素材、加工技術、クオリティ、安全性、栄養、機能その他に関する学術上の研究・食品の技術開発に優れた業績が認められる活躍中の研究者もしくは研究グループを対象に表彰しているとのこと。

⑤特定課題研究等助成事業
食品産業の発展にとって必要な食品科学などの研究、食文化の向上に貢献する研究など、早急かつ着実に取り組むべき課題を特定し、これを担うのに相応しい研究者、団体などに助成を行っているそう。

⑥研究成果の公表・普及
毎年、助成対象者から研究成果などの報告を受け、年報として日本各地の大学や図書館などに配布しているそう。また、研究の成果発表や著名な食品科学者による特別講演などの学術講演会を秋に開催し、事業の成果の普及に努めているとのこと。

最近の活動実績

◇2023年8月
2023年度学術研究助成募集要領等を「研究助成の募集」に掲載

◇2023年7月
2023年度外国人留学生研究助成募集要領及び申請書他を「研究助成の募集」に掲載

◇2023年6月
2023年度研究者の海外派遣援助および国際学術会議等開催援助事業、前期募集を開始

◇2023年4月
2022年度助成対象者および飯島藤十郎賞受賞者を「事業実績」に掲載

◇2022年10月
飯島財団:第34回学術講演会の動画配信

まとめ

飯島藤十郎記念食品科学振興財団は、食品科学などに関する研究助成を通じて、食生活や食文化の向上に貢献している団体です。食品科学に関する研究の国際交流や外国人留学生に対する助成も行っており、グローバルな視点を持ちながら社会に寄与している団体と言えるでしょう。