公益財団法人 トヨタ財団とは?活動内容・設立者のまとめ情報

2025年11月27日財団の紹介

公益財団法人 トヨタ財団とは一体どんな財団なのでしょうか?財団の設立者や代表者、活動内容や実績についてまとめました!

公益財団法人 トヨタ財団とは?

財団名:公益財団法人 トヨタ財団
所在地:〒163-0437 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル37階
設立 :1974年10月
会長 :犬塚力
設立者:豊田英二

トヨタ財団は、「人間のより一層の幸せを目指し、将来の福祉社会の発展に資すること」を目的に設立された財団で、グローバルな視点で、幅広い社会活動に長期的に貢献するとのこと。
生活・自然環境、社会福祉、教育文化などの分野の研究・事業に対する助成を行っています。

設立者・現在の代表は?

トヨタ財団の創立者は、豊田英二です。
豊田英二は、日本の実業家で、トヨタ自動車工業株式会社(現・トヨタ自動車株式会社)の5代目社長です。
トヨタ財団の初代理事長でもありました。

現在のトヨタ財団の代表は、犬塚力です。
犬塚力は1982年にトヨタ自動車工業に入社し、人事部部長や常務役員調査部統括、第1トヨタ企画部統括などを歴任。2015年にはトヨタファイナンシャルサービス代表取締役社長を務め、2025年6月にトヨタ財団の会長に就任しています。

主な活動内容

トヨタ財団では、創設以来、暮らしの質向上、自然環境の整備・保全、社会福祉の充実、教育・文化活動の振興などに繋がる意欲的かつ創造的な研究や事業に対して助成を行っているそうです。
プログラムのテーマは年によって変わるようで、今回は2025年のテーマについてご紹介します。

①国内助成プログラム
「新常態における新たな着想に基づく自治型社会の推進」というテーマで公募を実施していました。

②研究助成プログラム
「つながりがデザインする未来の社会システム」というテーマで、意欲的な研究プロジェクトを募集していました。

③国際助成プログラム
「アジアの共通課題と相互交流 -学びあいから共感へ-」というテーマで、公募を行っていました。

さらに、近年際立ってきた次の3つの特定課題にも取り組んでいるようです。
・特定課題 先端技術と共創する新たな人間社会
・特定課題 外国人材の受け入れと日本社会
・特定課題 人口減少と日本社会

最近の活動実績

◇2025年11月25日
助成案件実施概要・報告書掲載

◇2025年11月18日
『Economics of Reversal in Gender Disparities in Education and Development』を出版

◇2025年11月18日
第5回北海道地域日本語教育シンポジウム「北海道の地域日本語教育の現在地」開催

◇2025年11月10日
第37回日本生命倫理学会年次大会シンポジウム発表

◇2025年11月5日
ちょちょヴァナ2025・秋 開催

豊田英二氏について

豊田英二氏の詳細はこちらのページをご覧ください。

まとめ

公益財団法人 トヨタ財団は、設立から50年以上にわたり、生活・自然環境、社会福祉、教育文化など幅広い分野で研究・事業に対する助成を行っていることがわかりました。
長い歴史を持つ財団で、創業者の志が現在の代表にも受け継がれ、今も社会に貢献しているようです。