本庄国際奨学財団20周年まとめ情報(1996年~2017年)

財団の周年まとめ

公益財団法人 本庄国際奨学財団は2017年に設立20周年を迎えたようです。
「未来を展望する国際社会のリーダーを支援します」をモットーに掲げている財団の歴史や20周年記念シンポジウムについてまとめてみました!

本庄国際奨学財団の歩み

1996年12月25日、文部省の認可により「本庄国際奨学財団」が設立しました。同財団の奨学金には、「外国人留学生奨学金」「海外留学日本人大学院生奨学金」「国内日本人大学院生」「高校生奨学金」4つがあります。

1997年、第1期生17人に奨学金の支給をスタートしました。翌年、本庄-南カリフォルニア大学奨学金プログラムが行われました。1999年には静岡研修旅行をスタートしています。
2000年に文部省より特定公益増進法人に認定されたそうです。
2003年、韓国にて初めての海外同窓会を開催しています。2005年には、本庄-JMSA(米国日本人医師会)と本庄-ハワイ大学の両奨学金プログラムをスタート。また、野球チームの「グリーンソックス」が結成されました。
2006年、日本人国内大学院生奨学金プログラムをスタート。年間の奨学生合計数が最多の92人となったそうです。
翌年に本庄-JAA(ニューヨーク日系人協会)奨学金プログラム、2011年に本庄-コロンビア大学奨学金プログラムが始まりました。また、気仙沼市にて東日本大震災復興ボランティア活動を数回にわたって行ったそうです。同年7月より、HISFワークショップを開催しています。
そして2012年、内閣府より公益財団法人の認定を受けました。東日本大震災復興支援のため、東北の大学への寄付を行っています。

2013年に「食と健康研究助成金」をスタート。食品の健康に対する作用機序を解明する研究に対して、研究助成金を授与するものです。同年3月にはタイで海外同窓会を開催。4月には、東日本大震災復興活動を陸前高田市で行っています。
2013年、上海で海外同窓会を開催。翌年、日本人海外留学促進のため、日本人海外留学奨学生が最多の25人になったとのこと。また、ネパール大震災の復興支援のための寄付金募集を行っています。
2016年、台湾で海外同窓会を開催。そして2017年に財団設立20周年を迎えました。

20周年記念シンポジウム

本庄国際奨学財団は2017年に設立20周年を記念し、8月19日・20日の2日間にわたり、20周年記念シンポジウムを行いました。
同財団は、これまでに70か国以上、600人を超える人たちに奨学金を給付してきたといいます。
20周年の機会に、全世界で活躍する同窓生が東京に集結し、旧交を温め合う同窓会を実施。さらに「平和な国際社会の未来の姿」を見据えた研究発表及び活動発表を行う国際シンポジウムが開催されました。
財団の歴史や国際社会の変化を振り返り、次の20年先の未来について共に考えたとのことです。

まとめ

本庄国際奨学財団はこれまでに多くの外国人・日本人に奨学金を授与し、人材育成をサポートしてきました。それだけでなく、震災復興支援などにも取り組んでいます。今後も学生をメインに、社会に貢献できる人材を育てるため尽力していくことでしょう。